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 キッズヨガのワークショップ 2015年12月4日 

福岡市こども総合相談センター•一時保護の
子どもたちを対象に、『キッズヨガワーク
ショップ』を実施いたしました。


♪参加者


・講師: 南 祥子      
・まりんルーム 小学生女の子7名 
・えがお館スタッフ2名 

前回参加の子が2名いましたので、その子達がリードして座り方など初めての子達に教えてあげます。

首肩のほぐしから太陽礼拝で身体をしっかり動かします。
いたーい!きつーい!と悲鳴をあげながらも賑やかにみんな取り組みます。
このあとは、またヨガのカードをつかって、一人ずつ順番に引いていき、
そのポーズをどうやってやるんだろうとそれぞれ考えながら身体を動かしていきます。
最後はシャバアサナ。部屋を少し暗くして水の流れる音の中、

自分の大好きな空間をイメージしてリラクゼーションの時間。

♪ 参加者 ♪
・まりんルーム 男の子7名 
・えがお館スタッフ1名 

こちらも前回参加の子が2名いました。前回は、男の子のクラスは静かに黙々とというような

雰囲気でしたが、今日参加の子たちは賑やか。
一人の子はおしゃべりがしたくてたまりません!(笑)
その子にはは小森係長が上手に寄り添ってあげ、みんなと同じペースに。
内容は女の子のクラスと同様。45分間の中で、今回のような賑やかな始まりのほうが、
ビフォーアフターのようにヨガの時間を体験した後の静けさという落ち着いた空間への変化が

大きくみられて面白いのです。子どもたちも大人と同じで、あ~リラックスした~~と、
その感覚が生活のなかでとても大切なんだと思います。

そして、今日は先生方に会うなり、係長が嬉しそうに報告をしてくださいました。
それはなんと幼児さんのクラスで一人の先生が、夜勤の時は夜の時間に

ヨガのような時間を少し設けていらっしゃるそうです。
そしたら子どもたちの表情や行動が落ち着き、寝つきがとてもいいそうです。
そして1日の中で楽しかったことをひとつ思い出して、そのことについてみんなでシェアするそうです。
生活の中にそういった時間をつくっていただけていることをお聞きし、とても嬉しく感動しました。

 

こども夢基金アートプロジェクト委員 南祥子

芋掘り』ワークショップ-2015  2015年11月4日

福岡市こども総合相談センター•一時保護の
子どもたちを対象に、『芋掘りワーク
ショップ』を実施いたしました。


♪参加者


・えがお館一時保護のこどもたち22名 職員6名

(小学生を中心に中学生、高校生)

・施設スタッフ6名

・ほのぼの農園3名   仁科さん、山崎さん、高井さん


・藤川さん


・アートプロジェクト委員5名

 村上委員、蛭田委員、田村委員、今任徹委員、

 今任洋子委員と麓太郎

初めての延期の甲斐あって、素晴らしい晴天に恵まれ、絶好の芋掘り日和となりました。


自己紹介のあと、田村委員よりスズメバチの注意や
虫や鳥のお話、酒井さんより自然農のお話を

していただきました。
芋掘りが始まると、皆、真剣に土に向かっています。


一所懸命に1メートル以上も竹の根っこを掘って、
「いもが出てこーん!」と不思議がる子がいたり、


大きなおいもを「私の宝物」と、ずっと持ってまわる子がいたり、芋が途中で折れて悔しがる子がいたり、

初めて見たというカエルを持って
目をキラキラさせている子もいて、それぞれに自然農の畑との対話を

楽しんでいました。



掘ったら井戸へ移動して芋洗い。


今年からポンプが2つに増えていました。


とってもよく働くこどもたちで、全員がしっかり芋洗い。


運ぶのも進んで引き受けてくれました。

 

上の畑に移動して、洗った芋を新聞紙にくるんで


バケツの水に浸し、乾いた新聞紙でくるんで火の中へ。


こどもたちが火の周りに集まって突っついています。


おかげで新聞紙が燃えたり剥がれたり、

裸んぼになっていく芋たちもありましたが、


なかなか出来ないこの体験を、とーーーっても楽しんでいました。



お昼ご飯の前に、先に蛭田委員が蒸してくださったお芋をつまみ、「おいしーい」と笑顔。

お弁当を食べ終わると、広場ではしゃぎ回って遊びました。
くっつき虫をいっぱい付けて追いかけっこをする姿、
こどもらしくて解放感に溢れていて、

見ているこちらが気持ちよくなりました。

そして、待ちに待った焼き芋が出来上がり、みんなの口へ!


味はもちろん、白や黄色、オレンジ色、紫の色も楽しみながら、
さっきのお弁当はどこへというくらい、口いっぱいほうばっていました。



生きるものすべてが大切にされている自然農の畑で、


こどもたちも、ひとりひとり大切な存在として、生き生きと過ごした1日。


お腹も心も満たされた1日。

最後に、こどもたちから、
「1年間、お芋を育ててくれてありがとうございました。」


とお礼をいただきました。

松尾さんから引継いで、お仲間の方と一緒にお芋を育ててくださっていた仁科さん夫妻が、

来年から畑を移動されるそうです。
来年からは、お仲間の山崎さんと高井さんが育ててくださいます。

この日のための1年間の汗、しっかりとこどもたちの心と体にしみわたっています。


本当にありがとうございました。



アートプロジェクト委員 今任洋子


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